222件検索されました。101件目から150件目まで表示しています。

NO 方言 共通語 用例 方部種別 カテゴリー 音声ガイド
101 しがれる 霜枯れる(しもがれる) 時候・天文
102 しが(かなっくり、すうぐり、すごり) 氷柱(つらら) 北側の軒先さ、ずねぇーかなっくりが下ったわぁ。 会津全般 時候・天文
103 しける 湿る(しめる) 時候・天文
104 しじゅうはちかど 節分から三日間、朝に門先の雪を片付ける程降ると四十八日間雪が降るという言い伝え 只見方面 信仰関係
時候・天文
105 しっけとき 田植時・種蒔時 田植の頃は何もがも、しっけ時で大変だぁー。 会津全般 時候・天文
106 しみもち 寒中に作る保存食 寒のうちは毎日凍餅搗きで大変だー。 只見方面 時候・天文
107 しみ雪 堅雪(かたゆき) しみ雪渡って学校さ近道して行ぐべぇー。 会津全般 時候・天文
108 じねんと 自然に 時候・天文
109 すうぐり(すごり) 氷柱(つらら) 俺等子めらん時っきゃ、藁屋根から大っけぇすうぐり下ったもんだわい。 会津全般 時候・天文
110 すごり つらら 時候・天文
111 すずむ 太陽が沈む 時候・天文
112 すずむ 涼む 時候・天文
113 すべりばんば 雪のすべり台 雪降っと、子めらはすべりばんばでよく遊ぶなぁ。 伊南・田島方面 時候・天文
114 すみる(しみる) 凍る この寒さで、洗濯もん凍みて板みてぇーになっつまった。 会津全般 時候・天文
115 せいみ 雪中の道標用に用いる棒や柴 時候・天文
116 せいみ 雪の中の標識・道標 昔は雪が深かったがら、せいみがねぇーど迷ったもんだぁ。 会津全般 時候・天文
117 せつせつに 季節毎に(きせつごとに) 隣の家では、節々によーく勤めんさる。真似しねぇなんねぇぞ。 只見方面 時候・天文
118 ぜえ 川や沼に出来る氷 急に寒ぐなったがぁ、今朝は沼にぜえ張ってたぞぅ。 伊南・田島方面 時候・天文
119 たなぎ 薪を幅・高さ共に一間に積んだ棚 雪近えから棚木軒さ積み換えんべぇーなぁ。
※家のぐるりに棚木を積み、乾いた所から軒下に積み換える。美しく棚木(冬の炉にくべるため)を積むのも雪深い会津の風物の一つ。
会津全般 時候・天文
120 だいしょう 一覧暦(いちらんごよみ・いちらんこよみ) 昔っから見馴れでいっがんなぁ、だいしょうが一番見えぇぞ(見易い事)。 伊南・田島方面 時候・天文
121 だんごさし 小正月団子を刺して飾る 座敷いっぺぇ大っけぇ団子刺し、こしぇだんだ。
※一月十五日水木の枝に赤・青・白の団子を刺し無病息災、豊作を祈願する。
会津全般 信仰関係
時候・天文
122 つみたい 冷たい(つめたい) 冷でぇ冷でぇ雪こいできたっけが、なんだもねぇー。 会津全般 時候・天文
123 つみてえ 冷めたい 時候・天文
124 つめ 年がつまる 時候・天文
125 つめてぇ
(ちめてぇ)
冷たい 雪ん中さ出て行ぐなつうに、又つめでぇつめでぇと泣いて来たわぁ。 会津全般 時候・天文
126 つめる
(つめ)
年がつまる・年末 木枯し吹いて年つめっと、何だか気がもめて来んなし。 会津全般 時候・天文
127 つよ 露(つゆ) 里芋の葉っぱさ、つよ落ぢて光ってだぁ。 会津全般 時候・天文
128 でみず 洪水(こうずい) 時候・天文
129 としや 大晦日 としやの晩げは、ざくざく煮(汁物)で酒呑むべぇー。 会津全般 時候・天文
130 どうごどめ 村休み
※一斉に休むために、道具を止めるが転じたもの。
伊南・田島方面 時候・天文
131 どぞり 林業の人の仕事で、雪のない時に土の上を木材を積んで引くそり 伊南・田島方面 時候・天文
132 どっぷり 雪で作った落とし穴 子めらこしぇーたどっぷりさはまって、ひでぇ目に遭ったわい。 会津全般 時候・天文
遊び言葉
133 どんどやき 門松や一年間の御札を焚く行事
(災の神とも言う)
どんど焼で餅忘せぇねで焼いて来ぉよ。
※旧年の厄を祓い新年の息災、豊年を祈願し村の広場でどんどを焚くその火で餅を焼くと一年風邪を引かないと言われている。
会津全般 信仰関係
時候・天文
134 どんどんさま 雷様(かみなりさま) 泣いていらんにぇぞぉ。どんどん様にへそ取っ剥がされんぞぉ。 会津全般 時候・天文

音声ファイルがありません

135 ながれる 収穫の時期を失うこと 蕎麦刈り時に、腰痛めつまってぇ、ながれつまったぁ、いだましがったぁ(惜しかった)。 会津全般 時候・天文
136 なで なだれ 軒場で遊んでいたっけが、屋根の雪俄かになでこけたぁ。 会津全般 時候・天文
137 なでこげる (1)雪崩
(2)屋根から雪が落ちる
時候・天文
138 なりきぜめ 小正月の行事の一つ
※団子のゆで汁を撒いて、木攻めの言葉を唱えながら、木の廻りを一廻りする行事
明日は、なり木攻めだが、兄つぁま、団子水撒いてくんつぇー。 伊南・田島方面 信仰関係
時候・天文
139 にう 稲を積み上げたもののこと。「にお」とも言う。稲を乳房のように積むので、そう呼ぶようである。 会津全般 時候・天文
140 にしって 西の方 時候・天文
141 にわじめぇー 一年の収穫の終り 今年は秋空悪りがったが、雪降る前には、にわじめぇーにしてぇな。 会津全般 時候・天文
142 ねぇーぶつ 苗打ち(田植の苗を田の中へ投げ配ること) 会津全般 時候・天文
143 ねゆき 春まで消えない雪・根雪 早っから根雪になっては、さたねぇーなぁ。 会津全般 時候・天文
144 はしばれぇ 洪水で橋が落ちて、交通が杜絶すること 会津全般 時候・天文
145 はしゃぐ (1)乾燥する (1)藁がはしゃぐど縄ない出来ねがら、霧吹げよ。 会津全般 時候・天文
146 はしり 旬のもの 今は、胡瓜のはしり等ねぇだ。年中胡瓜あんだがら。 会津全般 時候・天文
147 はるきやま (1)春山から薪を切り出すこと (1)はるき山が始まっと、一年の山仕事の始まりだなぁ。 会津全般 時候・天文
148 はるきやま (2)しばまるき
※芽吹き前の雑木刈り
(2)はるき山の時には、桜の若木が一番良ぐしまんぞぉ。 会津全般 時候・天文
149 はんばきめき はばきを脱ぐ。転じて今年一年の農事の終りのこと 会津全般 時候・天文
150 ばっけ 乾燥している畦 ずねぇ声出したっけが、熊ぁばっけの方さ逃げて行ったっけぇ。 会津全般 時候・天文